お盆明けの火曜日、健康診断へと向かっている。
昨日の夜から何も食べていないので、何せ機嫌が悪い。
今変に関わられたら引っ掻いてしまうかもしれないな。周囲もそれを察してなのか、電車の両隣が会いてる。臭かったらどうしようと思う。
スレッズで見かけたので、カツセマサヒコの公式LINEを追加した。見た目があまりにもバンドやってそうなのに実際には作家らしい。公式ラインに掲載されていた過去の投稿をひととおり見たのだけど(体感)3枚に1枚はタバコを吸っていて(ないし火をつけていて)ちょっと凄すぎて笑ってしまった。何が凄かったかと言えば媚びだと思う。溢れ出る“こういうのが好きなんだろ”感。作家も売れなきゃ食っていけないとはいえ、食っていけないとはいえなぁ。と思った。
登録時の自動配信のメッセージも(流石に掲載するのは憚られるため出来ないが)なんというかぬるい親近感がある。思わず「ウワー!」と言ってしまった。ヤバすぎて何度も何度も読み返しているのだけど、その度に「ウワー!」となる。距離感、言葉の選び方、絵文字顔文字の散りばめ方、すべてがバンドマン然としている。ぬるい、あまりにもぬるい感じだ。
もちろん、私はこういう男性が好みである。それはもう、はちゃめちゃに好みである。近くにいたら話しかけられるかどうかは別として、下品な目配せを送っていただろうし、言い寄られていたら尻尾を振ってついて行った。もしかしたら周囲に対して関係を持ったことを言いふらしていたかもしれない。大学生の時に近しい人間として出会わなくて本当に良かったなと思う。
ぬるいという感覚やウッとくる拒否感はおそらく、彼本人に対してではなく、自分のなかに湧き上がってくる湿った性欲だろうなぁ。仲良くなりたいとか、抱かれたいという欲求もおそらくあるのだろうけど、そういう男性を性的なアイコンとして消費してきてしまったことに対する罪悪感。こういうの気付くと途端に消えたくなるから勘弁してほしい。できるだけちっちゃくまとまって、アーとかワーとか言いながら、カタツムリやナメクジなんかの湿り気が表沙汰になる生き物になりたい。