ささくれを気にする

話すほどのことでは

比較的真面目な話

全員が思ってると思うけど、Twitterの治安がずっと悪いな。こんな悪いことあるんだってくらい。

いつか歴史的な資料になるかもしれないので、ザザッと概要を書いておくか。

 

TwitterというSNSには少し前まで認証バッジというシステムがあった。Twitter社が「本物」または「公式」のアカウントであるものを担保するものだった。半年前くらいから認証バッジはサブスクで購入できるものとなった。同じくらいからTwitterは収益化が可能になり、その少し後くらいに名前をXに変えた。(時系列少しバラバラかも)

このシステムに切り替わってから、(少なくとも個人的に)青い認証バッジは「本物」かどうかを確認するためというより、「Twitterに課金してるかどうか」の判断基準になったし、ひいては「Twitterで儲けようとしているかどうか」の判断基準にもなりつつある。大量の認証済みAIアカウントがバズったツイートにリプ、引用リツイートをしまくり、その様は「インプゾンビ」と呼ばれるようになるなど、阿鼻叫喚の様である。

 

わたしが1番恐ろしいのは、もともと人間かどうかの感覚が希薄になるSNSで、人間かどうかを見分けることがほぼ不可能になったことである。

以前からスパムアカウントは存在していたけれど、文章や内容から人間かどうかを判断するのは比較的容易だった。ただ認証バッジの付与、chatGDPの普及で文章を読むだけでは人間かどうか判断することはできず、プロフィールや過去のツイートを辿っておそらく人間ではなさそうという判断をするしかなくなっている。

今のところはバズったツイートにリプするとかで済んでいるけど、このアカウントがフェイクニュースを無限自作+発信するようになったらどうなるんだろう。

だんだんとインターネットが混沌としてきた。もうこの媒体で本当の情報にアクセスするのはできなくなってしまうかもしれない。情報はどこに行くんだろう。