ささくれを気にする

話すほどのことでは

冬の贅沢ごろっと文字数仕様(780円)

Twitterとかブログとか人とのLINEとか、わたしは日本語を好きにしていいと思いがちなところがある。

具体的にどういうことかというと、すぐに(人によっては)変で冗長な言い方をしてしまうのである。

例えば「今日は眠くてなかなか目が覚めない」という内容を書くとすると、ひどい時には「今日は眠みすぎが山の如し、おめめぱちこりならずですね…。」とかになる。わざわざ文字数を増やして分かりづらくするという、人によっては理解不能なことをしてしまう。

これは、ただ単に言葉を知らないとか、可愛さオモロさアピールでやっているところもあるのだけど、半分くらいは、より自分の身体に正確でいたいからやっているのだ。

だって目よりおめめの方が目が2つあるような感じがするし、眠い時の眠気は山みたいに乗り越えられないぐらいデカいし、目を開こうという意思はあるけど開かないし。「眠くて目が覚めない」じゃ全然伝わんないの!そもそも目が覚めないなんて的確な言い方できるやつ目、覚めてそうだし!!!!

あんまり理解されないスタンスなんだけど、おそらく、言葉がはやく、正しく伝わることに大して重きを置いていなくて、どちらかというと自分の感覚でそのときしっくり来る言葉をたくさん使いたいんだと思う。短くて分かりやすい言葉を使った方が伝わりやすいのかもだけど、ちょっと味気なかったりするんだよ。せっかくわたしが話すならわたしの言葉を使いたいじゃない。文字なんてふんだん贅沢仕様にしたって場所も取らないしサ。

いつかね、わたしの側で笑ったり泣いたりする人が現れたら私の辞書をつくって欲しいな〜とぽんやか思う。今日はそんな日。明日は違うかもだけど。